子どものスキー検定(バッジテスト)について

バッジテストについてのご質問をたくさん頂くので、少しまとめて書いてみます。個人的な見解ですのでご自分(and お子さん)に会わせてアレンジして解釈してください。

ご存じのようにSAJのバッジテストは2種類あります。大人のバッジテストジュニアテストです。大人のバッジテスト3級までは小学生でも受けられますが、2級は中学生以上又はジュニアテスト2級以上の合格者でないと受検資格がありません。また1級は2級の合格者であることが条件です。こちらはそれぞれの種目を滑ってジャッジが採点する、採点競技です。建前では各級同じ基準で採点し、1級=70点、2級=65点・・・で合格と言うことになっています。

因みに1級の上のプライズテストは18歳以上、準指は20歳以上が受検資格です。また、SIAでも基礎の検定とポールの検定を行っています。

ジュニアテストは受検資格=中学生以下で、幼稚園児も何級からでも受検できます。こちらは基準タイムに対してどの位で滑れたかを見る、タイムレースです。要項では級によってコース長や旗門数が変わることになっていますが、そんな面倒なことはせずに同じポールセットで基準タイムを変えているのが現状です。

私としてはこのようなモノは練習のためのニンジンまたは練習したことに対するご褒美と考えています。こどもにとって3級だろうが5級だろうが、あまり価値は変わりません。むしろ頑張ったからバッジが貰えた、賞状が貰えた!と言うことの方が重要です。そして次はもう一つ上の級を目指そう!と思うことが大切だと思います。ですので受検級を考える際に、楽に受かる級を選択する方が良いのではと考えます。ただしこどもには「頑張らないと受からないよ」と言っておきましょう。ただし、子どもの性格によってはあえて落ちる級を選択して・・・・って方法もあるかも知れませんね。

                       2007.1.17追加
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